駆け抜ける秋

気がつけばもう10月。
To appeal is to survive. 「自己の作品をアピールすることが、生き伸びる道」と信じ、コロナ禍突入2年目の今年はあえてイベント多めに設定したのですが、特に9月後半から10月にかけては大阪、池袋、札幌そしてニューヨーク(私の作品だけ渡米)と、文字通りあちこち飛び回って忙しい日々を過ごしました。
9/26 文学フリマ大阪
9/28,29 オーダーグッズビジネスショー東京
9/30〜10/3 Superfine Art Fair
10/3 文学フリマ札幌

「文学フリマ」は知らない人も多いかも知れませんが、文学作品の展示即売会です(いわゆる古本市とは異なります)。プロアマ問わず、ジャンルも様々で、自分が「これは文学だ」と信じて作り出したものは何でも出品OKなイベントです。以前からお客さんとして参加していた文学フリマと、色んな文豪を描いた私の「文画」はとても相性が良いのではないかと思い、今年5月16日の文学フリマ東京から出展するようになりました。
各地では友達と久しぶりに会うことも出来て(中には何十年ぶりに会えた人もいました)、それだけでも大きな収穫なのですが、それ以外にも沢山の素晴らしい様々の事物に触れることが出来て、やはり「旅」は良いものだと再認識させられました。

イベントに出展する一番の目的は、自分がつくりだした「文画」を宣伝するためです。実際に、作品を直接目にした人は様々な反応を示し、私にいろいろな質問をし、ときにはそれが仕事につながることもあります。もちろん私からも来場者に対して作品の説明をします。そんなやりとりがやっぱり楽しいです。
SNS等、ネットを介したコミュニケーションではどうしても限界があると思います。
「インターネットに公開」すれば衆目に触れる機会が生まれることは確かですが、それだけでは不十分です。つくり手としては、やはり生の感想・反応を知りたいのです。そのためにSNS等を駆使するのが正攻法なのかも知れませんが、やはり相手と直接顔を合わせることが一番大切だと思います。

作品展、文学フリマ、ビジネスショー等、性格が異なるイベントに出展する中で、各イベントの特性がおぼろげながら判ってきました。今後はそれらの特性により合わせた作品展示・ブースづくりをして、より相手の心に響くようなアピールをしていきたいと思います。もちろん創作活動はコツコツと続けています(創作候補のリストは溜まる一方です)。

この後も、10月末からイベントが続きます。
10/31 文学フリマ福岡
11/12,13,14 東京インターナショナルペンショー
11/23 文学フリマ東京

そして来年も様々な場所に出ていく予定です。

2022年の予定
1/16 文学フリマ京都
1/26,27 オーダーグッズビジネスショー大阪
2/13 文学フリマ広島
4月 グループ展(パークホテル東京)
5/29 文学フリマ東京
6/19 文学フリマ岩手
7月 個展(ギャラリー汀)
10/2 文学フリマ札幌

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